気まぐれ社長コラム No.52「個人」の時代
- 兎澤直樹
- 7月10日
- 読了時間: 3分
*この記事は弊社ドットコネクトの学生アルバイトに配信している「気まぐれ社長コラム」の内容(2025年6月23日)を抜粋して掲載しております。
昨年度でドットコネクトのアルバイトを卒業し、4月から新入社員として頑張っているメンバーから昨晩、連絡があった。
「お疲れ様です!
本日配属発表がありまして、(勤務地が)●●になりました、、!
無事、研修期間が終わりました。
最近では、3日に1冊のペースで読書をするようになりました!
研修でもパワポのデザインを褒めていただけまして、確実にドットコネクトでの経験が活きているように思います。
今後は現場に出てきついことが沢山あるかと思いますが、同期で一番となれるよう精一杯頑張ります😊」
とのことだった。
こうして近況報告をもらえるだけでもうれしい気持ちになるものだ。
それに何より、志高く、元気に頑張っている様子が伝わってとても嬉しくなった。
あまり読書するイメージは多くなかったが(ちょくちょくウチの本を借りて読んではいた)、社会人になって読書を進めていること。
それに、ドットコネクトでの経験が少しでも実務に活きているということ。
これも嬉しい気持ちになった。
この子の目指す場所はまだまだ先。歩みも始めたばかりだが、良いスタートを切れていそうだ。
周りからの信頼をコツコツ貯めて、大きく飛躍してくれたらうれしい。
あまり心身に負担がかかりすぎるような無理はしてはいけないが、一方で、ずば抜けた結果を出す人たちは必ずどこかで(ほとんどが早いうちに)多少の無理はしている。ハードワークなのだ。
令和を代表する大谷翔平選手だって、相当なハードワークだ。
量が質に転化するのだ。これこそ、僕のような凡人が目指すべき突き抜けるための戦略だ。
この卒業生も含め、君たちは僕なんかよりもはるかに優秀だが、それでもやはり圧倒的な量をこなした人は強い。
良い経験を、たくさんの量、積むのだ。それが最強だ。
何か特別な才能や経験がなくても、とにかく良い経験を、適切な努力を、たくさんの量積むと、必ず質が高まる。逆はほぼ無い。
もちろん社会に出ると、挫折も味わう。
嫌なことがあればすぐに辞めてしまう。転職も当たり前の世の中だ。僕も、合わないなら転職するのは大いに賛成だ。
それでもやはり、どこに行っても、良い経験と努力を積んでいるかが重要なのだ。
大して努力もせず、良い経験も積まず、ただ嫌で辞めるなら、それは単なる逃げだ。
逃げてもいいが、次は逃げないように、何かを自分の中に積めるように、自分の何を変えるのかが重要だ。
常に自分の望む未来に向かって、努力を重ねられること。
それさえ続けていれば、多少の失敗や挫折、企業規模、ブランドネーム、勤務地、給料がいくらか、そういうことは単なる枝葉に過ぎないのだ。
今は「個人」の時代だ。どんな大企業に勤めていてもだ。
だからこそ、個人としての理想を描き、そこに向かって着々と積み重ねていくのが良いと思う。
君たちも、君たち自身の理想の人生を歩むスタートラインはすでに切っているのだ。
P.S. Stay hungry, stay foolish!!
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