top of page

【設計思想】ITツールの選定にもっとも大切な視点

兎澤直樹


こんにちは。

株式会社ドットコネクトの代表取締役、兎澤です。


僕は「設計思想」という言葉が結構好き。

というか、重視している。


今日、とある大手企業が開発しているITツールの話を聞いた。


なかなか面白いサービスだったけど、ちょっと引っかかる点もあった。

それはそのサービスに宿る開発側の「設計思想」がなんなのか、ということだ。


ツールの内容だけでなく、たいていのITツールは、料金体系に開発側の「設計思想」が表れる。サブスクリプションだとか、買い切りだとか、形はどうであれ。


流行ってるからなんとなくサブスクにしているケースもあるだろうし、最低利用期間がなんとなく1年になっていたり、最低5ユーザーからだったり。


どの形が良いとか悪いではなく、僕が重視しているのは、なぜその料金体系なのか、なぜ縛りが1年なのか、ということを聞いたとき、開発側の「設計思想」が、ユーザーを向いているか否かということ。


単に自社利益確保のために1年縛りになっていたりすると、ユーザーにリスクを背負わせる割に誠意ある説明ができないので、僕はあまり共感ができない。共感ができないものは責任を持って勧められない。


ITツール以外でも、服でも住宅でも保険でもコンサルティングサービスでもなんでもそうで、どういう「設計思想」で作られているサービス内容や料金体系なのか。これが大事。


口では良いこと言ってても、料金体系というお金絡みのところにはホンネが表れたりする。


その製品に宿る「設計思想」に心から共感できると、あとは製品同士の細かい比較とかは、僕はどうでも良かったりする。


もちろん製品が一定以上優れていることは最低条件ですが、十分にそこが満たされていれば、後は「設計思想」に共感できるかどうかということ。


なぜなら、一事が万事その「設計思想」はあらゆるところに影響してくるので、長く付き合っていくとしたらそこが合わないとうまくいかないからだ。


故に、RPAツールと運用サポートを提供させていただいている弊社の場合、自社のサービスを紹介するときには、なるべくツール論に終始することなく、「設計思想」を重視して伝えるようにしている。


なので、そこに共感してくださった方がありがたいことにお客様になってくださったりしている。感謝。

最新記事

すべて表示

気まぐれ社長コラム No.46「一点突破せよ」

*この記事は弊社ドットコネクトの学生アルバイトに配信している「気まぐれ社長コラム」の内容(2025年3月26日)を抜粋して掲載しております。 今日は、社会に出て、若手でも周りから信頼されるためにどうすればいいか、マインドやスタンスはベースとして大事だが、もう少し仕事の場面で...

気まぐれ社長コラム No.45「学生に対する思い」

*この記事は弊社ドットコネクトの学生アルバイトに配信している「気まぐれ社長コラム」の内容(2025年3月21日)を抜粋して掲載しております。 ドットコネクト卒業メンバーが2名いるということで、久々に筑波大生向けのアルバイト募集を再開した。...

気まぐれ社長コラム No.44「学生と社会人の決定的違い」

*この記事は弊社ドットコネクトの学生アルバイトに配信している「気まぐれ社長コラム」の内容(2025年3月13日)を抜粋して掲載しております。 もうすっかり卒業シーズンだ。 ドットコネクトのアルバイトメンバーでは初めて社会に飛び立っていくメンバーが2人いる。...

Comentários


bottom of page