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【設計思想】ITツールの選定にもっとも大切な視点

  • 兎澤直樹
  • 2021年2月24日
  • 読了時間: 2分


こんにちは。

株式会社ドットコネクトの代表取締役、兎澤です。


僕は「設計思想」という言葉が結構好き。

というか、重視している。


今日、とある大手企業が開発しているITツールの話を聞いた。


なかなか面白いサービスだったけど、ちょっと引っかかる点もあった。

それはそのサービスに宿る開発側の「設計思想」がなんなのか、ということだ。


ツールの内容だけでなく、たいていのITツールは、料金体系に開発側の「設計思想」が表れる。サブスクリプションだとか、買い切りだとか、形はどうであれ。


流行ってるからなんとなくサブスクにしているケースもあるだろうし、最低利用期間がなんとなく1年になっていたり、最低5ユーザーからだったり。


どの形が良いとか悪いではなく、僕が重視しているのは、なぜその料金体系なのか、なぜ縛りが1年なのか、ということを聞いたとき、開発側の「設計思想」が、ユーザーを向いているか否かということ。


単に自社利益確保のために1年縛りになっていたりすると、ユーザーにリスクを背負わせる割に誠意ある説明ができないので、僕はあまり共感ができない。共感ができないものは責任を持って勧められない。


ITツール以外でも、服でも住宅でも保険でもコンサルティングサービスでもなんでもそうで、どういう「設計思想」で作られているサービス内容や料金体系なのか。これが大事。


口では良いこと言ってても、料金体系というお金絡みのところにはホンネが表れたりする。


その製品に宿る「設計思想」に心から共感できると、あとは製品同士の細かい比較とかは、僕はどうでも良かったりする。


もちろん製品が一定以上優れていることは最低条件ですが、十分にそこが満たされていれば、後は「設計思想」に共感できるかどうかということ。


なぜなら、一事が万事その「設計思想」はあらゆるところに影響してくるので、長く付き合っていくとしたらそこが合わないとうまくいかないからだ。


故に、RPAツールと運用サポートを提供させていただいている弊社の場合、自社のサービスを紹介するときには、なるべくツール論に終始することなく、「設計思想」を重視して伝えるようにしている。


なので、そこに共感してくださった方がありがたいことにお客様になってくださったりしている。感謝。

 
 
 

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