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兎澤直樹

気まぐれ社長コラム No.10「他を学び、成長しよう」

*この記事は弊社ドットコネクトの学生アルバイトに配信している「気まぐれ社長コラム」の内容(2024年3月21日)を抜粋して掲載しております。


最近また世間では色々あったので、今日は時事ネタだ。


大谷翔平の通訳をしていた水原一平が賭博によってドジャースを解雇されたことで話題である。これはちょっと驚いた。


この出来事から何を感じただろうか?


僕が感じたのは以下だ。


・依存症は経験者でなければ本当の意味で理解しづらいが、思っているより深刻なのだろう。危ういラインを超える手前で早めに専門家に相談すべきだ。


・カネの誘惑はとてつもなく強力だ。カネは人の人生を大きく変えてしまう。カネの奴隷にならないために自らを律する力を持つことが大切だ。


・水原氏は賭博で解雇。一方で裏金議員はお咎めなし。やはり裏金議員も解雇に処されるべきではないのか。笑



また、神戸大の学生たちによる破損行為も話題だ。


僕がこの件から感じたのは以下だ。


・なぜあれだけ高学歴大学の学生がたくさんいて、「そろそろさすがにやり過ぎだからやめよう」とその場の雰囲気に流されずに周りに働きかけられる人間がいないのか。これも個人の生き方の問題。そして、おそらく教育の問題でもある。


・いい大学生なのに、どのメディアでもなぜ顔も本名も隠すのか理解できない。大学生はもう自分で責任を取らなければならない年齢だ。君たちも大学生だ。自分の人生はやはり自分で責任を取らないといけない。


・「弁償すればいい」と本人たちはあまり反省していないようである。彼らの人生だからどうでもいいが、明確に被害者もいる話なのだから巻き込まれた方は迷惑極まりないし、果たして弁償で済む話なのか。器物損壊罪など刑事事件・刑事事件にすべきではないのか。旅館側が譲歩して民事や和解で収まったとしても、ここで彼らがどう自分たちの行いを省みて、これからの自分の人生をどう考え行動するか。それで全てが変わってしまう。


・こういうヤバい心の持ち主を採用してしまうと企業は大変だ。以前シリコンバレーのIT企業をいくつも視察しに行ったときに、採用に力を入れている一方で、周りに害を及ぼす社員を「ポイズン社員」と言っていた。採用してはならないし、採用しても即刻クビにすると。日本は簡単にクビにはできないから、経営者として採用や取引におけるリスクヘッジはやはり最低限しなければ。


君たちも色々な出来事に対して、君たち自身が感じたことを整理し、大事にするといい。


それが思考の訓練になり、自分自身を深く知る材料になる。

教師・反面教師にしたり、自分の人生の方向性や具体的アクションを決める一助にもなる。


前にも言ったと思うが、成長する人は全ての出来事・人物から何かを学び、自分の人生にプラスに活かせるのだ。


P.S.

これに関連して、『宮本武蔵』や『三国志』などの小説作家として知られる吉川英治の名言を最後に紹介したい。


  「我以外皆我師也(われ・いがい・みな・し・なり)」

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