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気まぐれ社長コラム No.40「圧縮付加を意識せよ」

  • 兎澤直樹
  • 2024年12月20日
  • 読了時間: 4分

更新日:2024年12月24日

*この記事は弊社ドットコネクトの学生アルバイトに配信している「気まぐれ社長コラム」の内容(2024年12月19日)を抜粋して掲載しております。


あっという間に12月も半ば。すぐにクリスマス・年末・ニューイヤーになる。


この時期になると毎年のように人は、「今年も1年、本当にあっという間だったね」などというお決まりの会話を交わす。


だから僕は、大学生の頃だったと思うが、「1年というのはそもそもあっという間に過ぎるものなんだ」と思うことにしたのだ。


そして、平均寿命が80歳ちょっとだとすると、この「あっという間の1年」をたった80回繰り返せば、もう死ぬのだと気付く。たったの80回だ。


要するに、人の命も決して長いものではなく、あっという間に終わるものなのだと思うことにした。


こう思っておいた方が、やりたいことをやるのを後回しにしなくなるし、早め早めの行動を積んだ方が後悔が少なくなると思うのだ。


そして、はじめからそういうものだと思っていれば、死への恐怖も薄らぐ。


どうせ80歳くらいになれば、まだ生きていたとしても、体力的にできることなど限られてくるのだ。


なら、やりたいことをやるなら早い方がいい。行きたいところに行くなら早い方が良い。


人間はあっという間に死ぬものではあるが、これは必ずしも暗いことではない。


残された時間をどう使うか、そして、その時間を通して、どれだけこの社会をよくして後世にバトンをつなげられるかということが大事だと考えている。


僕がRPAで定型業務を自動化するというこの仕事に意義を感じているのも結局、命とは時間であり、その時間をより有意義なことに使える世の中に少しでもしたいからだ。


君たちも社会に出る前に、特定のものを自動化できるスキルを持った状態になる。これは良いことだと思っている。


「先輩、こんなのRPA使って自動化しちゃえばいいじゃないですか。1週間ください。私が作りますから」と言って、買って出ればいい。


進路に迷うこともあるだろうが、結局は仕事というのは、「マクロに見て社会が良くなるのか否か」が大事なのだ。


君たちも社会に出たら、若いうちから、どんどん社会が良くなると本気で信じられることは、どんどん買って出て、実行していってほしい。


今、あるいはこれから君たちが経験することは、全てこれからの人生のどこかの局面で点と点がつながり、役立つ可能性を秘めているのだ。


僕もついこの間まで20代だったのに、あっという間に37歳になってしまっている。子どもも気づいたら3人いる。


毎日目まぐるしく過ぎ、どんどん子ども達も大きくなっている。


毎日、何かに愚痴をこぼしながら、ただ何となく過ごしていいほど人生は長くない。


「人は必ず死ぬ」「人生はそう長くはない」「人生は1回しかない」「人はいつ死ぬか分からない」


それを念頭に、2025年やりたいことを、2024年のうちに書き出してはどうだろうか。


そしてそのメモをいつでも見れるところに貼っておくか、スマホですぐにみられるところに保存しておくのだ。


僕は、自分の寿命を仮に設定して、その日まであと何年何日か、アプリで毎朝通知させている。


20代は特に、「圧縮付加」を心がけるといい。


要するに、普通の人が経験するであろう経験の量や頻度を、2倍や3倍圧縮して経験し、圧縮した結果生じた隙間にさらに新たな経験を付加していくのだ。


旅行カバン(これが人生の中で経験できるリミットの経験量だとしよう)に圧縮袋を使ってさらに多くの荷物(色々な経験)を積めるイメージだ。


残り時間が限られたものであるということを実感できるくらいの年齢になる前に人生は意外と短いことに気づければ、その後の人生の使い方は自分で有意義になるよう選べるようになる。


1日も欠かさず毎日をせわしなく生きる必要はないかもしれないが、10年後、20年後、30年後の自分が今の自分を見たら「もっとこうしておけばよかった」と思いそうなことを想像してみるのも、今の行動を客観的に見直す良いワークだと思う。


P.S.1年の節目は行動を変えるのに良い時期だ。ほんの少し考えて、素直に感じたことをメモしてみることから始めるのがオススメだ。

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