*この記事は弊社ドットコネクトの学生アルバイトに配信している「気まぐれ社長コラム」の内容(2024年11月26日)を抜粋して掲載しております。
君たちは、最近行われた兵庫県知事選や名古屋市長選を見ただろうか?
僕はこの直近2つの選挙で、良い方に日本が少し動き始めたと思った。
前にも何度も言った通り、これまでの日本はマスメディアが日本を貶める報道をどんどん行い、若者は選挙に行かない状況が続いてきた。
若者はテレビも新聞も見ない(僕も一応見ないのでまだ若者か?笑)ので、あとは若者の投票率が上がるしかないと言ったと思う。
兵庫県知事選と名古屋市長選では、まさにその流れが少し来た結果となった。
結局、マスメディアも一斉に斉藤元知事を悪者として取り上げ、クーデター的に斉藤元知事を辞めさせた。
しかし、SNSの力で真相が明るみになり、選挙では極左の稲村和美が落選し、斉藤元知事が返り咲いたのだ。
兵庫県内の各市長に、「斉藤を落とせ」といった内容の通達まで来たそうだ。
そして稲村氏はSNSを駆使した形の斉藤氏の戦い方を批判していたし、テレビのワイドショーでは、「SNSにテレビが負けた」とか言っている。
しまいには自民党幹部が、「選挙がおかしくなっているからSNS規制に本腰を入れる」などと言っている。とんでもない言論弾圧である。
今まではテレビをはじめとするオールドメディアがさんざん好き勝手に国民を洗脳してきたのだ。それが正しい民主主義と言えるなら、なぜ日本は30年も成長できていないのかと言いたい。
しかし、テレビを離れる層が増え、SNSから情報収集するようになると、SNSを見ている人がさもおかしいような内容だ。
僕は、いろいろな情報源から情報を得て、自分なりに考えて一票を投じればいいと考えている。テレビは信用できないと感じさせる事例があまりに多く酷いからSNSに移ったのは競争原理として自然のことである。
兵庫県知事選の投票率は、55.65%とそこそこ高い投票率だった。
そして、10代~30代の若い層の斉藤氏への投票数は稲村氏の3倍だった。
やはり前に言った通りだろう。
テレビから多くの人が離れ、若者の投票率が増えれば、日本はまだまともな国になれるのだ。
若者が投票に行き、結果が変わる、無視できない存在にならないと、本当にこの国はますます貧しくなる。君たちもおそらく物価高に苦しみ生活がラクではないことを実感しているだろう。それがもっと酷くなるのだ。
なのに自民党と公明党はつい最近、またもや非課税世帯に金をばらまこうとしている。
要するに、高齢化して選挙権の多くを占める高齢世代の人気を税金で買おうとしているのだ。
今の日本は、金融資産の8割を占める高齢世代への支援ではなく、若者や子育て世帯への支援や減税を進め、経済を循環させるべきなのだ。
高齢者へのばらまきは十数兆円、すぐに実施できるのに、103万円の壁の引き上げには「財源どうする」とか言っているのだ。本当に愚かである。愚かな国会議員を選んでいるのは僕たち有権者だ。
だから君たちも、政治が実は身近であること、その責任の一端を担っていること、自分たちが投票に行けば日本を変えていく力があることを、改めて自覚してほしい。
政治の話は嫌いな人も多いと思うが、それではもうダメなのだ。
P.S.この日本という素晴らしい国を衰退させていこうという勢力は、実はかなり多いのだ!
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